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『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』、知っておきたい2つの眠りの違い!

      2021/07/15

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あなたは、睡眠には種類が2つあるという話を聞いたことがありませんか?

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私は、夢をみる浅めの睡眠と夢をみない深い睡眠の2種類かなぁと漠然と思っていたのですが、
実はこれらには『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』という呼びかたがあることを最近になって知りました。

 

 

そして、「浅い睡眠と深い睡眠であれば、深い睡眠の方が良いのでは・・・
浅い睡眠に何の意味があるの⁈」と思っていたのですが、
その2種類ともに重要な働きがあるということも知りましたので、今回紹介したいと思います。

 

 

『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』の違いって何⁈

 

私は以前家族から「目を開いたまま眠っていて、目玉がキョロキョロと動くのが気持ち悪い」と言われたことがあります。

 

私自身は眠っているので、
目を動かしていたつもりはないのですが、実はこれこそが『レム睡眠』といわれる睡眠で、
レム(REM)とは「急速な眼球の運動」を意味する英語の頭文字からつけられたものだそうです。

 

 

そして『レム睡眠』の時に、「脳」は活動している状態にあります。

 

ですので、夢をみたり、起きた後にもみていた夢のことを覚えておくことができるのだそうです。

 

 

ちなみに、「身体」はどうかというと休んだ状態にあり、筋肉は緩んでいます。

 

一方で、『ノンレム睡眠』は「脳」も「身体」も休んでいる状態の睡眠のことを指します。

 

「脳」も休んでいるため眼球は運動しませんし、『ノンレム睡眠』時のことは覚えていないこととなるのだそうです。

 

人は、1晩のうちに『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』を交互に繰り返しています。

 

 

その周期は90分程度といわれていて、

「脳」が活動している『レム睡眠』の状態の時に目覚めると、比較的すっきりと起きることができるのだそうですよ。

成長やストレス緩和に有効な『ノンレム睡眠』

脳」も「身体」も休んでいる状態の『ノンレム睡眠』は、「脳」が休んでいる分、深い睡眠となります。

そして「脳」が休むことで、日中に起きた嫌なことなどのストレスを緩和する効果があるのだそうです。

「寝たら忘れる」というやつですね。

 

 

さらに、『ノンレム睡眠』の時には成長ホルモンなどが分泌されることがわかっており、
「身体」は休みつつも次の活動に向けた準備をしているんです!すごいですよね!

 

 

もう1つ『ノンレム睡眠』に関する面白い話があります。

実は、「脳」まで休ませる『ノンレム睡眠』という状態は、
人間や哺乳類、鳥類にしかみられない現象なんだそうです。

 

そして人間は他の生物に比べて「脳」が大きく進化したことによって、
「脳」を休ませるための深い睡眠をより必要とするということなのです。

 

 

逆の言い方をすると「脳」を休ませるための深い睡眠がとれるようになったことで、
さらに「脳」の進化が進んだといえるのかもしれません。

 

 

確かに自然の中で生活している他の生物が、
深い睡眠を長時間とっていたら天敵に襲われる危険度が高まっちゃいますよね。

 

 

「布団の中でゆっくり休める人間って幸せなんだなぁ。改めて人間でよかった。」って思いませんか?

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「脳」の発達や記憶の整理に役立つ『レム睡眠』

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『レム睡眠』は、「脳」が活動していることからどちらかというと浅い睡眠といわれますが、
実は「身体」は『ノンレム睡眠』の時よりもより深く休んでおり、
筋肉の疲労回復にはより効果的な睡眠となります。

 

 

これは、夢をみている際に「身体」が夢のままに動いてしまうと、
異常な行動をとってしまう危険性があるため「身体」が動かないようにする働きがあるためだそうです。

 

 

俗にいう「金縛り」状態というのは、
『レム睡眠』時にふっと眼が覚めたものの「身体」が深く休んでいることで感じる現象のようですよ。

 

 

私も時々「金縛り」状態になるのですが、もっと怖いものかと思っていました。
ところで、『レム睡眠』の時に活動している「脳」って何をしているのか知りたくないですか?

 

 

実は、昼間のうちに見聞きしたり、体験したことを記憶として整理し「脳」に蓄積しているのだそうです。

 

 

以前は受験生は、寝る時間を惜しんで勉強していましたが、
今は学習したことを記憶として定着させるためには、睡眠も必要というのが常識となっているのだそうです。

 

 

そして大人の倍程度の睡眠時間が必要といわれる赤ちゃんは、
生まれてから長時間の『レム睡眠』をとることで、
出生時にはまだ未熟な状態といわれている「脳」を急速に発達させ、記憶もどんどん増やすようです。

 

 

大人にとっても『レム睡眠』は効果があるようで、認知症の予防に効果がある可能性があるとされ、研究がされているようです。

 

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まとめ

我々人間の睡眠には、夢をみる浅めの『レム睡眠』と夢をみない深い『ノンレム睡眠』の2種類があり、
その2種類ともに重要な働きがあります。

1. 『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』の違いは、主に「脳」が「活動しているか」、「休んでいるか」です。

2. 『ノンレム睡眠』は、人間の大きく進化した「脳」を休ませるために必要となる深い睡眠で、
ストレスの緩和や「身体」の調子を整えたり成長するために必要なホルモンを多く分泌する眠りです。

3. 『レム睡眠』は、筋肉の疲労回復に効果的であるとともに、「脳」の発達や記憶の整理に役立つ眠りです。



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