リオオリンピック!日本人オリンピック注目選手2人って誰?
2017/09/03
いよいよリオデジャネイロオリンピックが1カ月に迫ってきましたね!
4年に1度の熱い夏ですが、リオデジャネイロは南半球なので、開催期間は冬とのこと
です。なんか違和感がありますよね。リオといえばカーニバルと夏のビーチという連想
になりますしね。
ちなみにリオデジャネイロの8月の平均気温は22度いうことで、東京でいうと6月や9月と同じということですが、酷暑対策も必要になってくるとのことです。
それでは、日本人の注目選手を男女1人ずつ挙げていきましょう!
まずは男子柔道の原沢久喜選手。
男子柔道といえば、日本のお家芸ですが、前回のロンドンオリンピックでは史上初めて
金メダルがゼロになってしまいました。
今回は、海外勢の実力の突き上げに、日本がどこまで巻き返しを図れるのでしょうか。
原沢久喜選手は100kg超級ということで、一番重い階級となります。
この階級は看板階級といえるもので、過去の金メダリストは鈴木桂治さんや石井慧さんなどが挙げられます。
また、惜しくも金メダルは逃しましたが、記憶に残る選手といえば、篠原信一さんが挙げられます。この階級に日本柔道の再興がかかっていると言っても過言ではないでしょう!
その原沢選手ですが、若い頃は無名な存在だったそうです。柔道の日本代表になるような選手は早い段階から期待されていて、中学生までで全国大会に出ていない選手を探す方が難しいとのことです。
原沢選手が脚光を浴びるようになったのは高校生になってからです。厳しい練習を課したのはもちろんのこと、食事の量を増やし、体重を上げたのが功を奏したといいます。
結局、高校3年間で身長は約20cm伸び、体重も40kg増大したそうです。比べてみたら
別人でしょうね。
現在の原沢選手の一番の強さの秘訣は、雑草魂にあるといえます。過去のインタビュー記事を読んでみると、自分は柔道界のエリートではないということで、負けて強くなるのが
当たり前だと思っているとのことです。なので、変なプライドもないので、いつでも挑戦者として相手に立ち向かえるところに、今の自分があるとのことです。
その挑戦者が、オリンピック本番で一番のライバルになるのが、フランスの
テディ・リネール選手です。
いかにも強そうな選手なんですよ。
現在100kg超級の絶対王者として君臨しているので、この相手を倒さない限り、金メダルは見えてはこないでしょう。
原沢選手のここ一番の爆発力に期待して観戦をしてみましょう!
続いては、陸上女子5000m・10000m代表の鈴木亜由子選手。
今年の6月に行われた日本陸上競技選手権大会では10000mで優勝、5000mで2位に
なり、見事に2種目でオリンピックの座を射止めました。
現在、この2種目でメダルを狙うのは難しいかもしれませんが、8位以内の入賞なら十分にチャンスはあります。
この2種目は私も走ったことがあり、タイムも持っているので、個人的にも興味が
あります。私がこの種目に興味が惹かれるのは、長距離と言える距離ながら、走る場所が
トラックということです。10000mなら同じ場所を25周。嫌になりませんかね。
ロードでしたら、走っていると景色が変わっていくので、単調になりがちな長距離走に
おいては、少しの安らぎになると思います。ですが、同じ場所を黙々と25回も周っていると、だんだんと修行僧のようになっていき、観ているこちらも切なさを感じてしまいます。
とは言っても、フルマラソンと違って10000mですから、スピード勝負になるので、
最後の2週あたりでのスパートが見物です。
鈴木亜由子選手は中学校時代では天才少女と呼ばれていたそうですが、高校時代は足の甲の疲労骨折を2度して手術を経験したこともあり、あまりいい記録を残せませんでした。
ですが、大学になってからはメキメキと実力をつけ、4年時のユニバーシアードでは10000mで金メダルを獲得するまでになりました。
大学卒業後は日本郵政陸上部に入部し、さらに練習量も増やしたことで結果を残せるようになり、日本のエースへと呼べるまで成長しました。
先に述べたように、この種目で日本人がメダルを獲るのは厳しいのが現実ですが、
個人的には、オリンピックで鈴木亜由子選手がスポットライトを浴びるのではないかと
思っているので、期待をしながら観戦をする予定です!