お盆休みはお墓参りに行こう!お墓参りのマナーや気をつけたいこと
2017/09/03
今年も忙しい毎日です。
でも、ご先祖様や大切な故人への感謝や供養の思いを込めて、せめてお盆休みにはお墓参りに行こうと思っています。
私は毎年、お盆休みとお彼岸に夫の実家と私の実家、両方のお墓参りをしています。
ここでは、私が実践している、お墓参りへ持って行くといいものやマナーについてご紹介します。
お墓参りに持って行くといいもの
お墓参りに持って行くと役立つのは、
- バケツ
- ほうき
- ゴミ袋
- 軍手
- 雑巾
- 手桶
- 線香
- ろうそく
- ライター
- 花バサミ
- お花
- お菓子 などです。
我が家にはあまり手入れがされていないお墓があり、年に2回のお墓参りに行く時にはいつもこれらを持参しています。
お墓参りではまず掃除や草抜きから開始します。
お盆休みの時期に行く場合は、日焼け予防の帽子、上着も欠かせません。
草抜きが終わったらゴミ袋に草を回収し、バケツに水をくんで手桶でお墓に水をかけます。
この時にお墓を磨くこともあります。
そうしてきれいになったお墓にお花と線香を添えてお参りし、無事にお墓参りの終了です。
また、故人の好きだったお菓子を添えることもあります。
洋服は失礼にならない範囲で
お墓参りの時の服装は私服で行っていますが、あくまでもお墓参りが目的であることを考慮して、過度に派手なものは避けるようにしています。
もちろん、法要と合わせてお墓参りに行く場合は喪服を着て行きます。
ちなみに私は、結婚するまで喪服を持っていませんでした。
でも、喪服はこれから先に必ず使うものなので、結婚を機にオールシーズン使える喪服を一着買いました。併せて黒い靴とバック、真珠のアクセサリーも購入しました。
購入してから10年近く経ちますが、今でも持っているのはこの一式だけです。シンプルなデザインを選べば充分使い回しができるので便利です。
お花やお菓子を添える時の注意
お花は菊が一般的ですが、私は必ずしも菊を選んではいません。
バラなど棘のあるお花以外で、故人が好きだったお花を選ぶこともあります。
以前、「お花が風で飛んでしまって苦情があった」という話を聞いたことがあるので、お花は花瓶に深く、しっかりと挿すようにしています。
茎が長すぎる場合は花バサミでカットします。
また、故人が好きだったお菓子を添えることもあります。
但し、お菓子は鳥などに荒らされると他の方の迷惑になると考えて、必ず持ち帰るようにしています。持ち帰ったお菓子は、故人の思い出話をしながら家族で食べます。
友人のお墓参りのエピソード
私は数年前、大切な友人を亡くしました。葬儀にも参列しましたが、お墓参りに行ったのは一周忌を過ぎた頃です。
一緒に行った友達がお花を用意してくれたので、私は亡くなった友人が大好きだったお菓子を添えました。まだ若かった友人の立派なお墓を前にして、改めて胸がつまる思いでした。
友人のお母様や友達と、みんなで数えきれない程の思い出話や、この1年の出来事を話しました。
そうしているうちに、亡くなった友人がすぐ側で一緒に話を聞いて笑っているような、悲しくも温かい気持ちに包まれていきました。
お墓参りは亡くなった人の弔いをする、本当に大切な儀式なんですね。
まとめ
お盆休みにお墓参りをする時のマナーや気をつけたいことについてまとめました。
1.お墓参りに持っていくといいもの
2.洋服は失礼にならない範囲で
3.お花やお菓子を添える時の注意
4.友人のお墓参りのエピソード
お盆休みにはレジャーやのんびり昼寝もステキですよね。でも、大切な故人のお墓参りも忘れずに行き、弔いをしましょう。