興行収入100億円突破!映画「君の名は。」 聖地巡礼について
2021/07/14
興行収入100億円突破、小説は累計182万部突破と
ものすごい話題になっている新海誠監督作品の「君の名は。」ですが、
その舞台となった場所に訪れる、いわゆる聖地巡礼も
盛んに行われている様ですね。
作品の内容はもちろんなのですが
風景描写がとても綺麗でそれだけでも十分見てみる価値ありと言う
評価もあるくらいですから、その風景を実際に見てみたくなるのも
当然なのでしょう。
そんなわけで今回は映画「君の名は。」の聖地巡礼について
あれこれ調べてみました。
なお場所以外のネタバレは無いのでまだ見たこと無い人も安心してください。
この作品は2人の主人公が住む町、東京と、岐阜県飛騨地方が舞台になります。
東京編
まず、東京で作品に登場する場所ですが、
須賀神社
JR信濃町駅近くの歩道橋・ドコモタワー
新宿警察署裏
などが有名どころの様です。
特に須賀神社は有名で、
公式サイトの表紙に描かれている場所もここだという事です。
あくまでモデルなので100%一致するわけではありませんが、
再現度はかなり高いので
友達と行った時には同じ構図で写真を撮れば盛り上がりますね。
私が学生の頃にはこう言う遊び・発想がなかったので、
ちょっと羨ましいです。
もちろん、今やってもいいのですがある程度年取ると
ちょっと・・・恥ずかしいですね(笑)
岐阜県飛騨地方編
次に岐阜県飛騨地方ですが、どちらかと言えば東京よりも
こちらの方が聖地巡礼者も現地の方も熱心に活動している様です。
聖地巡礼で話題になると悪い事件ばかり話題になりがちですが、
観光客が来る事自体はどこでも嬉しい事ですからね。
さて、ここで物語のモデルとなったされている場所ですが、
飛騨古川駅 橋・タクシー乗り場
などがあります。
1つ1つ細かく説明するとネタバレになってしまうので、
今回は触れませんが、飛騨市図書館は聖地巡礼者に好意的で、
入り口に張り紙でしっかりと
「当館にそっくりな図書館も登場します」
と書かれてる上に、許可を取り、マナーさえ守れば写真撮影も
SNS投稿も問題なしなのだそうです。
こう言う大人の対応をしてもらえるところはありがたいですし、
好感が持てますね。
ただ、その好意に甘えて度を越すことの無い様に気をつけましょう。
また、岐阜県ではなくその隣の長野県になりますが、
諏訪湖がイメージとなった場所も物語に登場します。
ここは映画でも特に綺麗に絵が描かれている場所ですから、
映画を見て行ってみたいと思う人も多い様です。
ちらっと調べてみたところ諏訪湖の近くには
養命酒の会社が経営する食の複合施設があるのですね。
養命酒の会社がそんなことしてるのは初めて知って驚いているのですが、
ここでは地域の肉や野菜が売られていたり、レストランで食べられたりしますから
聖地巡礼のというより旅の1つの楽しみとして、
寄ってみるといいでしょう。
聖地巡礼をめぐっての事件について
先ほどから少し触れていますが「君の名は。」聖地巡礼に関しては
残念ながら悪いニュースも幾つか出ています。
公園の滑り台の骨折事故や、深夜、早朝に住宅街で騒いだ事での
トラブルなどですね。
このような一部の人達の暴走によって、
作品だけでなく、大多数の常識あるファンまでが
悪いイメージを持たれる結果となってしまいます。
「君の名は。」は宮崎アニメ以外のアニメでは初の興行収入100億円越えと言う
大きな結果を残しました。
これはやっとアニメ映画という存在が大多数の人に認められ、
文化として根付いたという事の証拠なのでは無いでしょうか。
アニメは低俗なものであり、子供やオタクが見るものと言われた暗黒時代から
やっと日本が誇れる文化にまで成長したと言えるのがこの
興行収入100億円突破という事実だと私は思うのです。
ですから、また暗黒時代に戻す様な行動はせず、今後さらに素晴らしい
作品が作られる土台を私達は作っていかなければならないのだと思います。
皆さんも節度ある聖地巡礼を楽しみましょう。
まとめ
オススメの聖地の場所
東京の須賀神社 岐阜県飛騨市図書館 諏訪湖
聖地巡礼の事件・事故
今後より良い作品に出会えるためにも節度ある行動を。