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無数にある不眠の解消法。むやみに飛びつく前にやるべきこととは?

   

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「人生の3分の1はベッドの中」と言われますが、
若い時の私は、「睡眠時間を短くすることができれば、もっとたくさんのことができるはず」くらいに軽く考えていました。

ところが40歳を過ぎたあたりから起床時に頭痛や起き上がれないほどのだるさを感じたり、
他の人の言っていることが理解できないと感じたり、忘れっぽくなったり、些細なことでカッとなるようになったりと、
もしかして「老化現象⁇」と不安になる状況が多くなってきました。

 

 

実はこれらは不眠の人に見られる症状で、放っておくと心身ともに疲労が蓄積し、
最悪の場合には命に関わるような病気の発症の引き金にもなりかねないものなんです。

 

 

不眠の解消法をネットで検索すると、ダイエットの方法と同様にたくさんありますよね。
でもダイエットと同様に、新しいものや流行の不眠解消法を多くやりさえすれば、不眠が解消するかというと、話は全く別だと思います。

 

ここでは私が自分自身にあった不眠の解消法をどのように見つけたかを皆さんにお伝えしたいと思います。

 

 

まずは自分の睡眠の状態を記録する

私が初めて自分の睡眠に関心を持ったのは、今から5年ほど前にかかりつけの病院で「よく眠れていますか?」
という質問を受けたことがきっかけです.

 

睡眠に対する関心がなかった私には、まともな回答ができませんでした。

すると医師から次回までに睡眠時間や熟睡感をメモすることと頭痛やだるいといった症状を感じた場合にも
記録を残すという宿題が出されました。

 

当初は、手帳に時間等のメモをしぶしぶ付けていたのですが、1か月程度つけた段階で分かったことがあります。
それは、日によって睡眠時間や熟睡感にばらつきがあることと、起きてからしばらくするとなくなってしまう程度の頭痛やだるいといった症状が頻繁にあったという事実です。

 

それ以降の5年間、私はほぼ毎日睡眠の記録をつけていますが、「寝ている時のことは良くわからないし、面倒だな」と思っていた私を救ってくれたのが、スマホ用のアプリです.

グーグル
IOS

 

寝る時にアプリを起動して枕元に置いておくだけで、睡眠時間や睡眠の深さ、眼が覚めた回数などを記録して、睡眠状況の分析(曜日別や天気と睡眠の関係等)をしてくれるものなどがあり、お薦めです。

スリープモニター: 睡眠周期の追跡、分析、音楽

 

レコーディングダイエット法という方法がありますよね。

 

それと同じように記録をすることで、日々の変化を意識しますので、自然とどうすれば良いかを考えるようになりました。それが大切なのだと思います。

 

 

日中の活動内容を記録する

自分の睡眠状況が日々変わるということが分かると気になってくるのが、日中の過ごし方との関係でした。

 

例えば、前述のアプリで歩数と快眠度との分析結果を見ると、私の場合には1万歩以上歩くよりも8千歩程度の方が良い結果が得られたり、
よく寝られると思って通っていたサウナが実は逆効果だったりしていて、思わず「マジかよ」ということもありました。

 

さらにびっくりしたのは、一般的には睡眠に良くないとされているコーヒーやお茶、お酒を午後6時以降に飲んだ方がむしろ良いという結果が出たりと自分で想定したものと異なる結果が出たりもしています。

 

逆に想定どおりでかつ最も顕著に睡眠への悪影響が出たものはストレスでした。

 

これらの記録もアプリで関連性を調べたい項目をまず決め、該当するなと感じた日は寝る前にチェックをするだけで簡単に記録・分析ができます。

 

 

 

 寝る時の環境を記録する

これはまだ最近始めたばかりなので、関連性が分析できるほどデータが蓄積できていないのですが、出張も多いことから布団なのかベッドなのか、空調や照明のオンオフ、カーテンを閉めていたかどうか、寝巻きの種類といった寝る時の環境は、睡眠に影響を与えているように感じています。

 

不眠の解消法としては、実にたくさんの方法があり、日々新たなものや流行の方法が紹介されています。
ですが、よく眠るために重要なことは、自分自身がリラックスできてよく眠ることのできる方法は何かということを見極めることだと私は思います。

そのためには、

1.自分の睡眠の状態を記録する
2.日中の活動内容を記録する
3.寝る時の環境を記録する

これが「おすすめ」です。

これらは、厳密に考えると難しいことなのですが、ある程度割り切ることができればスマホのアプリなどを使うことで、比較的簡単に実践可能で、簡単な分析もできます。

これらを行うことで、神経質にならない程度に自身の睡眠に関心を持ち、ちょっとした工夫をすることで、不眠の症状は改善する可能性があります。

ちなみに私の5年前のアプリでの快眠度の平均は50%を割り込んでいましたが、現在は80%となっております。ぜひ流行り物に飛びつきお金を散財する前に試してみてください。

 

 

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まとめ

1.自分の睡眠の状態を記録する
2.日中の活動内容を記録する
3.寝る時の環境を記録する

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