恵方巻き 2017年の方角や由来など5項目!
2017/09/03
日本にはこの日にはこれを食べる!というのが多いですよね。
大晦日には蕎麦、お正月には御節・お雑煮、冬至にはかぼちゃ…あげたらキリがないぐらいですね!
そのなかでも今回の内容は、恵方巻きについて書かせていただきました。
この恵方巻きは一本丸ごと食べる事で幸福や、商売繁盛の運を一気にいただく、ということを意味している事が大きいようです。
恵方巻きを食べる事で幸運をしっかり呼び込みたいものですね!
まず、2017年の方角は!!
「恵方」というのは歳徳神という神様がいるといわれる方向で、2017年は北北西の方角です。
Contents
恵方巻きを食べる方角は?
節分の日に食べる恵方巻きはある方角を見ながら黙って食べると縁起がよいとされていますね。
その方角は毎年変わるのですが、2017年は北北西の方角をとなっています!
(正式に言うと「壬の方角 北北西微北」と言われ、北と北北西の間を指し、ほぼ北北西を向いて食べるということになります。)
ちなみに2017年の節分は2月3日の金曜日です。
その年の恵方の方を向いて願い事を唱えながらかぶりつく恵方巻き。
この「恵方」というのは歳徳神(としとくじん)という神様が居られる方向です。
徳神さまはその年の幸運や金運を司る神様で、毎年居られる場所を変える方なんだとか。
だから毎年向く方角が違うんですね!
恵方巻きってなに?ルーツは?
恵方巻きとは、節分に食べると縁起が良いとされている「太巻き(巻き寿司)」、および、大阪を中心として行われているその太巻きを食べる習慣の事です。
ルーツは関西で、江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったといわれています。
花街で商人や、芸子たちが節分に芸遊びをしながら商売繁盛を祈り、食べたといわれています。
「恵方巻」という名称は、1998年(平成10年)にセブン-イレブンが全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことにより広まったとされています。
それ以前は
- 「丸かぶり寿司」
- 「節分の巻きずし」
- 「幸運巻寿司」
などと呼ばれていたことが文献で分かりますが、「恵方巻」と呼ばれていたという文献類は見つかっていません。
具材は決まっているの?
「七福」にちなんで、7つの具を入れて巻くので、7つの具を入れるのが基本になったといわれています。
しかし、具材は特定の7種の素材が決まっているわけではありません。
代表例として用いられるのはこちら!
- かんぴょう
- キュウリ(レタス・かいわれ)
- シイタケ煮
- 伊達巻(だし巻・厚焼き卵)
- ウナギ(アナゴ)
- 桜でんぶ(おぼろ)
大正時代から昭和時代初期
この時代には、漬物が度々挙げられました。
他にも、こちらが使われることがありました。
- 焼き紅鮭
- かまぼこ(カニ風味かまぼこ)
- 高野豆腐
- しそ(大葉)
- 三つ葉(ほうれん草)
- しょうが
- 菜の花
- ニンジン
2000年代以降
最近になるとこちらを使い、「海鮮恵方巻」と称して店頭で売られていることもあります。
- サーモン
- イクラ
- イカ
- エビ
- まぐろ(ネギトロ・漬けマグロ)
具材の種類数でも7種にこだわらず、2種や5種などと少なくしたり]、11種・12種・15種など多くする場合もあります。
太巻きじゃないとダメ?
もともと、太巻き(巻きずし・海苔巻き)を節分の日に食べる習慣になったのは海苔屋が海苔を売るためになどなど..諸説あります。
もちろん海苔を巻くことで福を巻き込むだとか色々な云われがあるのですが、その年の恵方の方角に対して何かをしたりすることが吉とされていたのです。
太巻きではなく「中細巻」や「手巻き寿司」を食べる人もいるようです。
なので、食べるのは太巻きでなくスイーツなんかでもいいかもしれませんね!
この時期になると、色んな恵方スイーツが売られていますので要チェック!
少しご紹介させていただきますね!
ロールケーキ
全国のコンビ二で丸かぶりロールケーキや、節分フルーツロールといった中にイチゴが入ったロールケーキが売られています。
ペコちゃんで有名な不二家は2011年に恵方巻きロールを販売し、ドラえもんのロールケーキも販売されています。
ホテルでも恵方巻きにちなんだロールケーキが販売されていて、少しお高めですが高級感がありますよ!
ワッフル
フルーツやクリームをロールしたワッフルです。
七福神にちなんで7つの具材を入れてあって、ふわふわしておいしそうですね!
ポッキー
グリコが「節分かぶりつきシリーズ」として鬼の金棒にみたてたポッキーを販売しました。
うまい棒
お手頃価格だし、海苔を巻いて出すと太巻きみたい!
いろんな味もあって、楽しめますね!
こういったものだと、お子様も楽しみながら食べられますね!
勿論。丸かぶり出来るのはロールケーキやスナックだけではありません。
他にも、チョココロネやエクレアなどの丸くて長いお菓子も恵方巻きに雰囲気が似ていて、いいかもしれませんね!
何種類か長くて丸いお菓子を盛り合わせにしたら、雰囲気が出てくるかも!
食べ方はあるの?どうしてその食べ方なの?
恵方巻きの食べ方として一般的なのは
1・恵方を向いて食べる。
2・節分の夜にその年の恵方に向かって無言で、願い事を思い浮かべながら丸かじりする。
3・恵方巻きを黙って一気に食べきる事。
とされていますよね。
「目を閉じて」食べるともされたり、春が来るのに障害となる”金気”を「笑い」という”火気”で滅ぼすという趣旨で「笑いながら食べる」という人もいるとか。
もっとも近年(概ね平成20年代後半以降)では、その歴史的経緯からこの食べ方を好まない一定層の動きも見られ、その層の間では、「行儀よく」切って食べても良いと考えられています。
では、なぜ恵方巻きはこのような食べ方をするんだろう?と思った事はありませんか?
恵方巻きの食べ方にはいくつか節があるようです。
- 恵方巻きは恵方、つまり縁起が良い方向から食べる事によって幸運を呼び込み恵方巻きを通して幸運を呼び込むつまり幸運を身体の中に取り込んでいるので喋ってはいけないという節。
- 太巻きは鬼の鉄棒。節分に鬼の鉄棒を食べる事で鬼を追い払うという節。
- 鬼をすぐに追い払う為に無言で一気に食べてしまうという話
- 神事に由来しているので無言で食べないと失礼にあたる。
などといろんな節があります。
明確にこれ!といったものが無いんですね。
それではどうして恵方巻きは一本丸かじりで食べるのでしょう?
それは、一本丸ごと食べる事で幸福や、商売繁盛の運を一気にいただく、ということを意味している事が大きいようです。
途中で止めることで運を逃すことなく、一気に恵方巻きを一本をまるごと食べる事で年の幸運をぜひ手に入れましょう!
まとめ
恵方巻きの由来や、2017年の方角など5項目!をお伝えいたしました!
太巻きに限らず、中巻寿司、丸くて長いお菓子など様々でしたね。
この時期に恵方巻きを食べたりして、幸運をしっかり呼び込みましょう!
1・恵方巻きのルーツは大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったといわれている。
2・具材は「七福」にちなんで、7つと言われているが決まってはいない。
3・「恵方」というのは歳徳神という神様がいるといわれる方向で、2017年は北北西の方角。
4・食べるのは太巻き以外にも、中巻寿司や手巻き寿司、スイーツなどでも。
5・恵方を向き、願いを思い浮かべながら黙って一気に食べきるのが一般的な食べ方とされている。