宮崎駿初心者はこれを見よう!勝手に私が選ぶオススメ作品6選
2017/09/03
みなさん、宮崎駿作品はご覧になった事ありますか?
今やあまりにも有名になりすぎて
1つも見た事がない
とは言いづらい空気もあります。
でも実はまだ見た事がない!という人や、
そこまで詳しくない!という人へ向けて今回は
私が独断と偏見で選んだオススメ宮崎駿作品を
ご紹介致しましょう。
Contents
ドキドキワクワクしたい人にオススメ2作品
まずは、あまり構えずに楽しめる作品を2つご紹介します
天空の城 ラピュタ
宮崎駿のアニメで最も有名な作品と言ってもいいこの天空の城ラピュタを
語らずして宮崎アニメは語れません。
かつて圧倒的な科学力で世界を支配したという空に浮かぶ城、ラピュタ城を
巡って主人公のシータとパズーが軍隊や海賊相手に大冒険をする
王道中の王道ストーリです。
私もセリフを覚える程何回も見ましたが、
シータを軍隊から奪還するシーンはわかっていても手に汗握りますね。
宮崎駿作品の初期の作品なので後期の作品のように、
メッセージ性が強いわけではなく、ただ単純に面白い話を面白く見せることにだけに
専念した作品だと私は思っています。
ルパン三世カリオストロの城
宮崎駿初監督作品がこのルパン三世 カリオストロの城です。
お馴染みルパン三世が偽札国家を相手にするのですが、
本当の目的は偽札やその原盤ではなく、その国の悪国王と無理やり結婚
させられそうになっているお姫様の救出です。
ルパン独特の言い回しやコミカルなシーンはそのままに、
でも宮崎駿の個性をしっかり出している所は流石の一言です。
ちなみに1979年の作品なので銭形警部が昭和一桁生まれとする
セリフがありますが、昭和9年生まれだとして82歳。
子供と一緒に見たい人にオススメ2作品
次は子供も大人も一緒になって楽しめる作品をご紹介します。
となりのトトロ
田舎町に引っ越してきた12歳のサツキと4歳のメイが
そこで出会った不思議な生き物トトロ達との触れ合いを描いた
ファンタジーです。
誰しも子供の時の不思議な経験ていうのはあると思います。
例えば一生懸命作った秘密基地が次の日行くと無くなってたり、
綺麗な石がたくさん落ちていてる場所を見つけたと思っていたのに、
2度とそこには行けなかったりなどなど・・・、
そんな忘れかけていた思い出を思い出させてくれる良い作品です。
また、親になってから見ると健気な子供達に涙がとまらなくなりますね。
子供の頃はこの作品を見て泣く親の事がよくわからなかったのですが、
今ならわかります。
そりゃ泣きますよ。
魔女の宅急便
13歳になったら旅に出て修行をつむと言う掟に従い、
旅立つ魔女見習いキキの成長を描く物語です。
魔女という存在は珍しいものの、異常ではないという世界観なので、
いじめや迫害などは無く、キキ自体も空を飛べることを除けば
普通の女の子です。
空が飛べるなんて我々からすれば羨ましい才能なのですが、
彼女はそれがすごいことだと言う自覚はあまりありません。
むしろ、他の子に対して劣等感があったりするあたりが、
まだ自分の長所も短所もわからない子供って事なんでしょう。
みんなそうやって自分の立ち位置を探しながら大人になるんですね。
ちなみに作中でキキと友達になる画家の女の子がいるのですが、
名前が「ウルスラ」と言います。
しかし、作中一度も名前で呼ばれませんし、スタッフロールでも
出てきません。
なので知っていると軽く自慢できるので覚えておくといいですよ。
大人向けなのがお好みの人にオススメ2作品
最後にアニメは子供が見るものだと思っている方にオススメの
大人向け作品です。
紅の豚
空中海賊(空賊)を相手にする賞金稼ぎの豚、ポルコが主人公の物語です。
ポルコは元イタリア空軍のエースパイロットなのですが、
なぜか自分自身に魔法をかけて豚の姿になっています。
なぜそんな事をしたのかは作中明らかになっていませんし、
元の姿に戻るために謎解きをするストーリでもありません。
ただ、そんな姿なのにも関わらずカッコいいポルコに
ひたすら見惚れる映画です。
映画が放映されていた当時のキャッチコピー
「カッコイイとは、こういうことさ。」
は本当にこの映画をよく表していてこれ以上はなにもありませんね。
私がこの作品を初めて見たのは小学校高学年の頃でしたが、
このポルコのかっこよさが本当にわかったのは大人になってからでしたし、
色々経験したからこそわかることってあるんだなぁと思います。
もののけ姫
主人公のアシタカがタタリ神と言う怪物を退治してしまったため、
右腕に受けた死の呪いを受けてしまったので、
タタリ神がタタリ神になってしまった原因を見つけ、
死の呪いを解く旅をする物語です。
かなり簡単に書きましたが、実際はもっと複雑な物語なのが
大人向け作品であるの理由で、簡単に正義側、悪側と分けられなかったり、
自然と文明の発達との関係に対する問題提起があったりと、
非常に考えられさせる作品になってます。
そのため宮崎駿の主張が他の作品に比べて強く出すぎていると言う
批判もありますが、逆に言うとそんな議論がされる程の
作品であるとも言えます。
また、他の作品との違いとして腕が斬られたり、首が飛ばされたりと
ややグロテスクなシーンがあるのもこの作品の特徴ですね。
私も初めて見たときはこのシーンが、と言うより、
このシーンを宮崎駿が作った事にショックを受けた記憶があります。
そうまでして表現したかった事があるという事なのでしょうけども
苦手な方は注意してください。
まとめ
ハラハラドキドキ系 天空の城ラピュタ ルパン三世 カリオストロの城
子供と一緒に となりのトトロ 魔女の宅急便
大人向け 紅の豚 もののけ姫