離乳食 いつから?気になるアレコレ!7〜8ヶ月頃(モグモグ期)編
2020/10/04
さて、離乳食が始まってから2ヶ月。
・おかず、主食を合わせて10さじ、子ども茶碗の半分以上食べれる様になった。
・すりつぶした野菜や肉、魚も嫌がらずに食べられるようになった。
・口に入れた食べ物を上手にゴックンできるようになった。
これらを目安にして、今までとは少し変えて作りましょう!
なんでも食べさせてあげたい!でもこの時期は何を食べさせたらいいの?
自分の親の時とは、また変わっていたりするし…育児書通りにもいかないし。
一体どうしたらいいのか、と悩めるママさんの為に!離乳食について、月齢ごとにまとめさせていただきました!
Contents
目標と食べ方
離乳食に慣れ、ゴックンと飲み込めるようになったら、次は下とあごでモグモグと食べる事に慣れさせましょう!
調理法も食材を下でつぶせる固さに調理し、2回食の食事のリズムを作り、色々な味や、舌ざわりを楽しく経験させてあげましょう。
この時期の食べ方は、スプーンを口もとに近づけると、自分から口を「アーン」と開けて、離乳食を食べようとします。
また、あごや消化機能が発達するにつれ、食べる量が増加します。
そして、口をしっかり閉じて、モグモグと食べるようになります。
舌を前後や上下に動かし、食べ物を上あごと舌でつぶせます。
お腹が空いてるはずなのに食べない!なんて時もあります。
大人が食べてほしくて緊張したり、食べないことにイライラしたりすると、その気持ちが伝わることも。
リラックスして、にこやかに接しましょう。
おなかがすきすぎて、食べない赤ちゃんもいます。
その場合は、母乳やミルクを少し飲ませて、落ち着かせてから食べさせる方法もありますよ!
市販のベビーフードは食べるのに、作ると食べない!
なんて時は、風味やとろみが赤ちゃんにちょうどよく作られているので、ベビーフードを参考にやわらかさや大きさをまねてみましょう。
しょうゆやみそ、バターなどを少量使って味の変化もつけてみましょう!
やわらかい果物やヨーグルトとベビーフードをあえるだけでも、バリエーションが増えて喜びます。
時間や回数
そろそろ、授乳や起床・就寝の時間がだいたい同じような時間帯になるころですね。
赤ちゃんが自然に起きるのに合わせてしまうと、夜型のリズムになるので好ましくありません。
朝の起床時間を決めて、きちんと起こしてあげましょう。
朝は離乳食をあまり食べない、なんて方は生活リズムをつくると、朝食を食べられるようになります。
我が家は1日2回、朝とお昼であげていました。
朝はどうしても作る気力が湧かず、市販のベビーフード。
お昼はなるべく手作りするようにしていました。
授乳回数が多くて、食べなくなる赤ちゃんもいます。
日中の授乳回数は、離乳食後の授乳も含めて6〜7回が目安になります。
回数が多い場合は、泣いてもすぐ飲ませずに、抱っこや外に連れ出すなどで気分転換をしてみましょう!
勿論、もともと小食な赤ちゃんもいます。
機嫌がよく、順調に体重が増えていれば大丈夫ですよ!
1回量の目安
だいたい、赤ちゃん用の茶碗で1/4ぐらいです。
お粥(7倍粥)なら50〜80g
野菜・果物20〜30g
豆腐30〜40g/卵黄1個〜全卵1/3個/白身魚10〜15g/とりささ身/10〜15g
※卵について
最初は卵黄から始め、1カ月ほどたったら少しずつ全卵にしていきましょう。
あくまでも。進め方や食材の量は目安として参考にしてください!
赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があるので、ようすを見ながら進めてあげましょう。
食材と栄養バランス
さて、モグモグさせる時期に入りました。
食べられるものが増えますが、初めての食材は少量からにしましょう!
この時期食べられるものはなんでしょうか?
炭水化物素材
◯コーンフレーク
○マカロニ ◯スパゲッティ などがあげられます。
お米やパン、うどんのおかゆのほかに、コシの強いパスタ類やシリアルなども食べさせてOKです!
食べやすいやわらかさにしましょう。
ビタミン・ミネラル素材
○アスパラガス ○なす ○里いも ◯レタス ◯ブロッコリー
○きゅうり ○オクラ ◯モロヘイヤ ◯青のり などがあげられます。
ビタミンやミネラルは、それぞれの働きが違うので、なるべく多くの種類をとることが大切!
海藻も食べられるようになります。
たんぱく質素材
○ささ身 ○卵 ○まぐろ ◯さけ
○プレーンヨーグルト ◯高野豆腐 ◯きなこ ◯納豆 などがあげられます。
かたいものやパサパサするものは、とろみをつけるなどの工夫をしましょう。
味付け
前回の記事にも書かせていただいた味付け。
この時期からは、どんなものが使えるのでしょうか?
砂糖
5~6ヶ月頃は控える、と以前の記事にて書かせていただきましたが、生後7ヶ月以降も風味づけ程度の少量の使用を心がけましょう。
また砂糖の種類は、白砂糖、上白糖などの加工されたものではなく、ミネラルが豊富なきび砂糖やてんさい糖がおすすめです。
甘みが足りないときは、かぼちゃやさつまいも、煮リンゴをまぜたり、きなこを代用として使うという方法もあります。
きなこは甘みもあるので赤ちゃんには好まれる傾向にありますよ。
また、離乳食を始めると便も変わります。
便秘気味な時は糖水をあげると、通じたりします。
砂糖より、純オリゴ糖がオススメです!
作り方はすごく簡単です!
・湯冷まし100ccに5グラムの砂糖かオリゴ糖を混ぜ、人肌になるまで哺乳瓶を温めましょう。
・そのうち、20cc~30cc程度を授乳などに影響のないように与えてあげてください。
早い子だと30分で効くようです!
塩
塩は、赤ちゃんの未発達な腎臓に負担がかかるので、基本的には使用しません。
使う場合は、中期の生後7ヶ月を過ぎるころから、1回の食事にほんの少量、0.1gほどから使用することができます。
大人の舌では、塩気がないとおいしくないように思えますが、赤ちゃんは薄味でも、十分味覚を刺激されています。
やはり、基本は使わないようにしましょう。
しょうゆ
しょうゆも、塩と同じく塩分の調味料です。
離乳食の塩気は、塩かしょうゆでつけるしかないのですが、こちらも入れすぎることのないように注意しましょう。
塩と同じように、初期の離乳食には使いません。
中期の生後7~8ヶ月で小さじ1/6が目安です。
まとめ
離乳食の気になるアレコレ!7〜8ヶ月頃(モグモグ期)編。をお伝えしました!
慣れてきたとはいえ、まだ食感には慣れなかったりします。
そんな時はとろみをつけてあげたりして、飲み込みやすくしてあげましょう!
食事=楽しいもの、の意識付けは続けてくださいね!
1・モグモグ食べる事に慣れさせましょう!空腹すぎて食べない時はミルクや母乳をあげてからでもOK!味付けや柔らかさは市販のベビーフードを参考にしてもよし!
2・朝はしっかり起こして、1日2回食のリズムをつけましょう!
3・赤ちゃん用の茶碗で1/4ぐらい。個人差があるので、参考程度にとどめてください。
4・シリアル、パスタなどが食べられます!ビタミンやミネラルはなるべく多くの種類をとってください。かたいものや、パサパサしたものはとろみをつけて!
5・砂糖は風味付け程度、塩やしょうゆはなるべく使わない方がベター。