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ノロウイルスに感染赤ちゃん!症状や対処法など7選

      2017/09/03

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いろいろな感染病が流行りだす季節になりましたね。
この時期、インフルエンザに並びよく耳にするのが「ノロウイルス」。
このノロウイルスは感染力が非常に高いウイルスです。

 
症状は胃腸炎によく似ていますが子供やお年寄りがかかると重症になる怖い病気です。
赤ちゃんがかかってしまったら早く気付いてあげられるようにしたいですよね。

 

 
赤ちゃんの頼りはママなので体を壊さないように、休める時に休んで赤ちゃんを見てあげてください。
まずは、落ち着いて様子を観察し、こまめに水分補給をさせ、医師に診せましょう!
それでは、落ち着いて行動する為にもノロウイルスについてを知っていきましょう!

 

 

ノロウイルスとは

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ノロウイルスは急性感染性胃腸炎になる感染病で、季節は冬から春先に多い病気です。
おおもとの感染源は生カキを食べると感染すると言われています。
勿論、生カキだけではなく二枚貝の体内にノロウイルスは潜んでいますので要注意です!

 

 

 

では何故、牡蠣や二枚貝を食べられない赤ちゃんが感染しやすいのでしょうか?
免疫力の弱い赤ちゃんは2次感染で感染してしまいます。
とても感染しやすい、また簡単に感染してしまうウィルスだからです。

 

 

ノロウイルスは感染すると
・嘔吐
・下痢
・腹痛
などといった、胃腸風邪や胃腸炎のような症状が出ます。
これらの症状は、2~3日で症状は緩和されていきます!

 

 

ですが、ノロウイルスはワクチンがありません。
更に、感染を未然に防ぐにもアルコール消毒は効果が薄いと言われていますので、手洗いを十分にする必要があります。

 

 

感染経路

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ノロウイルスの感染経路は先述したように、カキなどの2枚貝の体内に潜んでいます。
そして、十分な加熱処理(80℃以上で1分以上の加熱)の行われていない二枚貝を食べると感染します。それを含め、他にどのような感染経路があるのでしょうか。

 

 

・加熱処理をしっかりしていない二枚貝を食べて感染。
・感染者との接触後、食べ物を手づかみで口に物を運んで感染。
・感染者の汚物の片づけ方を間違えてしまい感染。
・一緒の食卓で取り分けをせず、一緒の食事を突いて感染。
・感染者の食器を消毒殺菌しないと感染のリスクが高くなる。

 

というように空気感染ではなく、経口感染の方が多いようです。

 

特に赤ちゃんは、なんでも触り口に入れてしまいますので感染の確率がグンと上がってしまいます。
お店の赤ちゃんコーナーなどでの感染も耳にしますので、おむつ替えなどの時も気を付けましょう!

 

 

予防方法

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感染経路は基本的に口からのため、手についたウイルスを口にいれないことが大切です。
そのため、外出先から帰宅したら赤ちゃんの手をしっかり洗いましょう。
手洗いのコツは、水で流す時間を10~15秒以上は取るようにすることです。

 

 

更に、口に入るものは全て消毒をしっかりしましょう!
ノロウイルスには、普通の消毒用エタノールでは効果がありません!
哺乳瓶や食器、調理器具などはご家庭にある塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を使うか、85度以上の熱湯で1分以上加熱してくださいね!

 

 

また、パパやママもしっかり予防しましょう!
・調理を行う前
・食事の前
・赤ちゃんのオムツ交換を行った後
などにしっかり手洗いしておきましょう。

また、食べ物はよく過熱することにより、食品からの感染リスクを減らせます。
なので、できるだけしっかり加熱してから食べるようにしましょう。

 

 

症状

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赤ちゃんがノロウイルスにかかっているかを見分けるためにも、ノロウイルスの感染症状を覚えておくとよいでしょう。
覚えておく事で、慌てずに対応できるかと思いますよ!

 

 

・まず、突然の激しく噴水のような嘔吐が夜中に多く起こります。
→いつもの嘔吐と違いますのでここで噴水の嘔吐を繰り返すとノロウイルスの疑いが出ます。

 

・固形物も水分も全部噴水のように嘔吐してしまい、水分が取れないと脱水症状を起こします。
・ほぼ水っぽい白っぽい下痢を何度もします。
・その後微熱や高熱を出す子もいます。

 

 

この症状が起きたらノロウイルスの可能性が濃くなりますので、気をつけましょう。
これらは初期症状ですが、初期症状だからといって軽度なわけではありません。

 

ノロウイルスは症状が強力なので、最初から辛い症状が続きます。
・赤ちゃんがぐったりしている
・顔色や唇の色が悪い
・目ががうつろだったり反応しない

などの場合は症状が出始めでも早急に病院で診察を受けてください!

 

潜伏期間と感染期間

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ノロウイルスの潜伏期間は12~72時間です。
大体1日か長くても2日でその後発病、早ければ当日中に症状が現れるということですね!
急に体調が悪くなるので、赤ちゃん自身もママも驚いてしまいますね…。

 

 

さらに、ノロウイルスのやっかいなところは感染期間の長さです。
症状が落ち着いても3週間程度は、赤ちゃんの便にノロウイルスが排出されます。
ママはおむつ交換時には充分気をつけてください。

 

 

ウイルスが死滅すれば感染しないのでは…と考えてがちですが、ノロウイルスは枕や衣類の表面でも数週間は生存するそうです。
寝具や衣類は家族全員分を、洗い直して家庭内の感染拡大を防ぎましょう!

 

 

 

完治するまでの期間

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症状が現れてから、2~3日で症状が緩和されます。
そして、1週間ほどで症状が落ち着くと言われています。

 

 

ですが、感染力の非常に高いノロウイルスは症状が落ち着いた後も1週間ほど体内で生きています。
なので、半月は様子を見るようにしましょう。

症状が緩和されるまでの間に
・脱水症状
・免疫力低下のため別の病気にかかる
といったこともあります。
近くにいた人がノロウイルスに感染してしまった場合、2度目の感染になってしまうこともありますので十分注意してください。

 

*ノロウイルスは免疫がつかないと言われていますので何度もかかることがあります。

赤ちゃんの食事

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ノロウイルスに感染している赤ちゃんは脱水症状や栄養面が心配ですよね。
母乳やミルク、離乳食などで水分や栄養を取っている赤ちゃんは
どうしたらいいのか考えてしまうママもいると思います。
そんな食事に関して、みていきましょう!

ミルク

母乳やミルクは水分補給としても、赤ちゃんのおなかにも優しいので欲しがる分あげてもいいそうです。
どちらかというとミルクよりも母乳の方が消化が良いのでお腹にやさしいそうです!

ですが、嘔吐が酷いうちはすぐに嘔吐してしまいますので、数回に分けてこまめに与えてくださいね!

また、母親がノロウイルスに感染しているときに授乳すると、免疫が赤ちゃんにも移行して予防効果があるそうです。
自分が感染していると、「授乳することでうつってしまうのでは?」と思ってしまいますが、そうではないようです。

離乳食

5ヶ月くらいの赤ちゃんに与える舌で潰せる柔らかさのものなら大丈夫と言われています。
ですが、すぐ嘔吐してしまいますので、赤ちゃんの様子を見て離乳食は一旦ストップし、水分をこまめに与えるママが多いようです。
食べ物を欲しがった時は、形が残らないほど煮込んだ野菜スープやおも湯などがいいそうです。
野菜スープは野菜をミキサーにかけて形が残らなくなってから作ると早いですよ!
柑橘系ジュースは胃に負担がかかりますので飲ませないようにしましょう。

 

 

 

 

まとめ

赤ちゃんがノロウイルスに感染!症状や対処法など7選!をお伝えしました。
突然の嘔吐などで慌てがちなノロウイルス。
まずは、落ち着いて様子を

観察し、こまめに水分補給をさせ、医師に診せましょう!
また、重篤な症状が見られたらすぐに病院に行きましょう!
赤ちゃんの頼りはママやパパです。
慌てず冷静に対応することを心がけましょう!

1・ノロウイルスは急性感染性胃腸炎になる感染病で、嘔吐・下痢・発熱などがみられる。
2・生牡蠣などの二枚貝や、経口感染や公共のオムツ交換のシートから感染する。
3・調理前、食事前、オムツ替え後にしっかり手洗い、二枚貝はしっかり加熱調理を!
食器はハイターなどで消毒をして予防しましょう。
4・嘔吐、下痢、発熱の症状が出る。
ぐったり、顔色や唇の色が悪い、目がうつろの場合は早急に受診を!
5・潜伏期間は12時間〜72時間で、早ければ同日中に発症する。
6・2〜3日で緩和、1週間で落ち着くが、一ヶ月程は体内にウイルスがあるので半月は様子見しましょう。
7・ミルク…嘔吐がひどいうちは数回に分けて!ミルクよりは母乳が良し。
離乳食…舌で潰せる柔らかさならOK。形が残らないほど煮込んだ野菜スープやおも湯なども良し。

赤ちゃんは下痢や嘔吐で、すぐ脱水症状になりやすいです。
医師の指導のもとでイオン飲料や水分補給に努めましょう。
ただし、ノロウイルスによる嘔吐が続いている時は、何を口にしても戻してしまいます。
なので、嘔吐が続く間は、何も口にさせない方が良いと医師から指導されるケースもあります。
または脱水症状が進行していれば点滴などの処置がある場合もあり、人それぞれです。

自己判断で解熱剤などを飲ませず、医師の判断をあおぎましょう!

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