離乳食の気になるアレコレ!9〜11ヶ月頃(カミカミ期)|量・回数・食べ方のポイント

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9〜11ヶ月(カミカミ期)は「食べる練習」が本格化する時期。手づかみ食べや遊び食べも成長の一部です。
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9〜11ヶ月 離乳食

この時期は、食べ物への関心が高まり、手先も器用になってきます。
そのため、手づかみ食べ遊び食べが目立つようになる時期です。

汚されると叱りたくなるかもしれませんが、ここはグッと我慢。
赤ちゃんの「やりたい気持ち」を大切にしながら、見守る姿勢がとても重要です。

汚れてもいいように、テーブルの下に新聞紙を敷く汁ものは少量にするなど、工夫してみましょう。
また、歯ぐきでかむ練習や手づかみ食べを意識して進めていきましょう!

Contents

目標と食べ方

食べ方のイメージ

この時期は、手づかみ食べが本格的になります。
食べ物を口に入れると、あごをよく動かし、上下の歯ぐきで噛みつぶしてからゴックン</strongと飲み込むようになります。

また、食べはじめの最初の10〜15分は集中して食べることが多い</strongので、環境を整えてあげることも大切です。

最初から集中しない場合は、

  • おなかがすいていない
  • テーブルや椅子の高さが合っていない
  • テレビがついたままで気が散っている

など原因があるかもしれません。
大人も同じものを食べて、興味が向く言葉をかけてあげましょう!

遊び食べは、赤ちゃんの好奇心からくるものなので、必ずしも悪いわけではありません。ただし、単に遊び道具にしている場合は、そっと片付けて一旦終了しても大丈夫です。

ママやパパが隣に座って一緒に食事することは、食器やスプーンの使い方を覚えるチャンスにもなります。
赤ちゃんが自分で食べられるようになってきたら、ぜひ一緒に食卓を囲みましょう!

時間や回数

離乳食 回数の目安

この時期は1日2回〜3回の離乳食</strongになります。必要な栄養素の半分以上を離乳食から摂るようになってくるので、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

ただし、あまり難しく考えすぎる必要はありません。
炭水化物・ビタミン・ミネラル・たんぱく質の3つのグループから食材を選び、バランスよく組み合わせればOKです。

授乳だけだった昼過ぎの時間にも、離乳食を進めていきます。
きちんと食べるようになったら、大人の食事と近い時間(朝・昼・夕)に移行しましょう。

ただし、3回目の離乳食が夜8時を過ぎないように気をつけてください。
おっぱいやミルクは、離乳食の後や空腹時に適宜与えます。

3回の離乳食をしっかり食べている場合でも、授乳回数がすぐに減らないこともあります。
この時期の授乳は、食事のとき+2回程度で十分なことが多いです。

日中に遊ぶ時間をつくり、ミルクやおっぱいへの執着を自然に減らすことも大切です。

例)

  • 朝…7:30〜8:00ごろ
  • 昼…11:30〜12:00ごろ
  • 夜…17:30〜18:00ごろ

1回の量の目安

離乳食 量の目安

この時期の1回の目安はだいたい次の通りです:

  • 5倍粥(または軟飯):約80g
  • 野菜・果物:30〜40g
  • 豆腐:45g
  • 全卵:1/2個
  • 乳製品:80g
  • 魚類:15g
  • 肉類:15g

この量はグラム表記ですが、子ども茶碗1杯程度のイメージです。個人差があるので、様子を見ながら調整しましょう。

また、赤ちゃんの消化機能はまだ未熟なため、与えた食材がそのまま便に現れることがあります。特に、

  • グリンピース
  • トマト
  • とうもろこし
  • 海藻類(わかめ・ひじき)
  • きのこ類
  • こんにゃく類

などの不溶性食物繊維が多いものは、大人でもそのまま出ることがありますので心配いりません。

野菜が嫌いで細かくして混ぜても食べないときは、バナナくらいの柔らかさを目安にして、食べやすい柔らかさにしてあげましょう。だしや味を加え、片栗粉でとろみをつけるのもおすすめです!

食材と栄養バランス

栄養バランス

炭水化物素材

炭水化物素材

この時期は、お米や麺、パンなど、さまざまな炭水化物が食べられるようになります。
○ マカロニ ○ ビーフン ○ オートミールなども柔らかく調理すればOKです。食べやすい大きさと柔らかさにカットしてあげましょう。

ビタミン・ミネラル素材

ビタミン・ミネラル素材

○ かぼちゃ ○ 白菜 ○ ブロッコリー ○ トマト ○ ほうれん草 ○ バナナ ○ もやし ○ 寒天等。

ビタミンやミネラルはそれぞれ働きが違うため、多くの種類をバランスよく取り入れましょう。

たんぱく質素材

たんぱく質素材

まずは少量から。
豆腐、白身魚、卵に加え、○ さけ ○ あじ・さば・さんま ○ 赤身肉 ○ レバー ○ ホタテ ○ ヨーグルト ○ チーズ ○ ツナ缶等も取り入れましょう。

献立の考え方

この時期は、必要な栄養の半分以上を離乳食から摂るようになります。
大人でも不足しがちな鉄を意識しながら、栄養バランスの良い献立を考えましょう。

・主食

炭水化物を多く含む素材を1品選びます。オートミールやシリアルもOK。炊き込みごはんや混ぜごはんもよいでしょう。

・主菜(メイン)

たんぱく質を含む食材から1品選びます。魚、肉、チーズ、豆腐、納豆、卵など多様に。

・副菜

ビタミン・ミネラルは副菜から。緑黄色野菜や淡色野菜、海藻類を煮物や和え物にして取り入れましょう。果物を添えるのも◎。

・汁もの

汁もの

汁ものを主食以外に加えると、だしの旨味で赤ちゃんの味覚を豊かに育てられます。

味付けのポイント

中期の生後7ヶ月頃から、塩・しょうゆが少量ずつ使えるようになります。

生後9ヶ月以降は、塩は1回の食事で0.2g程度、しょうゆは小さじ1/3程度を目安に薄味で。

卵が食べられるようになると、マヨネーズも少量可能ですが、最初は卵アレルギーの確認をしましょう。卵は固ゆでにして与えます。

初めて与える食材は平日の午前中に少量から。これにより、医療機関の診療時間内にアレルギー症状が出ても対応しやすくなります。

まとめ

離乳食まとめ

9〜11ヶ月頃(カミカミ期)の離乳食についてお伝えしました。
手づかみ食べや遊び食べが増えて、ママ・パパも大変な時期ですが、これは大切な成長の過程です。

  • 舌と歯ぐきで噛みつぶしてから飲み込む時期
  • 1日3回食になり、栄養の半分以上が食事から
  • 1回の量は子ども茶碗1杯目安
  • 食べやすい大きさ・柔らかさに工夫
  • 主食・主菜・副菜で栄養バランスを
  • 味付けは薄めに、初めての食材は平日午前に少量から



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※赤ちゃんの成長や食べ方に合わせて調整してください。

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