子どもが夏風邪!どうしたら治るの?気になる治し方5選。
2017/09/03
この時期にひくと厄介な「夏風邪」。
冬の風邪よりもタチが悪くて治りにくいのが特徴です。
クーラーつけると、中と外の寒暖差、毎日の暑さが原因の夏バテ。
体力が落ちてしまう事がいっぱいなのに、その体力が落ちた体の免疫はさがったままです。
抵抗力がないので、ウイルスを防ぐ事もできない!という悪循環に陥ることもあります。
夏風邪の原因となりやすい2つのウイルスからみていきましょう!
Contents
「エンテロウイルス」と「アデノウイルス」
この2つのウイルスは腸と喉のウイルスです。
お腹の風邪「エンテロ」、喉の風邪「アデノ」…その名の通り腹痛が起きたり、喉がイガイガしたりしてしまうので見逃さないように要チェックです!
勿論、他のウイルスもいますのでご注意くださいね!
夏風邪ウイルスの一部には高温多湿の環境が大好きな物もいます。
冬に活動的なウイルスもいれば、夏に活動的なウイルスもいる、という事です。
喉がいたい! や、 お腹がいたい!
という症状…夏風邪の疑いがあります。
そこから寒気やだるさ、咳や発熱などに繋がっていく事が多いのです。
そしてなにより、熱が出たら無理をしない!というのが重要です。
症状の軽いうちは小さい子は走り回ったりしちゃいますよね。
治りかけてきたかな?なんて油断したらぶり返したりしますので、油断せずにじっくりと向き合って治療する事が必要になります。
それでは、対処法をみていきましょう!
消化の良い食べ物を食べる
冬の風邪と同じですね!
お粥やうどん、ホットミルクなど、胃に優しいものをとりましょう。
喉が痛いと、なかなか通りませんものね。
この2つをお粥などに混ぜてあげると、なお良し!
「たまご」…消化がよく栄養価が豊富。
「生姜」…体を暖める効果があり、生食ではなく加熱することで温め効果が倍増。
他にも、梅干し・ねぎ・大根があげられます。
お子さまの好き嫌いやアレルギーを考えて作ってあげましょう。
私はよく、たまご粥に生姜を混ぜて作ってもらい、食べていました。
それは今も変わりません。
自分が誰かに作るときも、自分が作ってもらうときも同じです。
トマトや胡瓜、茄子などの夏野菜は体を冷やしてしまうので食べない方が良いでしょう。
脂っこいものなども、消化に悪いのでNGですよ!
ゆっくり睡眠をとる
できるだけ睡眠をとりましょう!
自然治癒が一番の治療法ですので、しっかり寝て免疫力をつけましょう!
体力や免疫力を高めるには睡眠が一番です。
初期の風邪の場合は、治ってしまう場合もあります。
夏風邪だけに限らず、風邪を治す時にはウイルスと免疫が戦うことになります。
熱が出る=免疫がウイルスと戦っている証拠です。
ちなみに、免疫は一度戦ったウイルスを記憶しますので、次からは同じウイルスに感染しなくなります!
湿度を下げ、室内を快適にする
夏風邪ウイルスと違い湿度を下げて乾燥させることが大切になります。
これは対処法だけでなく、予防にもなります。
冬風邪との違いは、ウイルスの種類です。
高温・多湿が大好きなんですね。
なので湿度をさげましょう!
湿度を下げることで、温度は下がりすぎずにいますが…体感温度が下がります。
それがあるので、我が家は風邪に限らず夏の間は「冷房」よりも「除湿」でまわしております。
そして初めて知った事なのですが、除湿は湿度を下げすぎないこと(50%程度)も特徴ですので、人間のすみやすい湿度にしてくれるのです!
うーん、万能!
熱が高い場合は、氷や保冷剤で体温を下げる
これは風邪を引いたときに共通しますね!
氷枕などで体を冷やしましょう。
ですが、熱が上がりきって悪寒を感じなくなってからにしましょう。
熱があがっている最中は悪寒がすることがありますので、冷やさないでくださいね!
また、汗をかいたらこまめに拭き取り服も着替えて、体の冷えを防ぎましょう。
冷やし始める目安としては、手足が温かくなり顔が赤みを帯びてきて、熱が上がってきたら。と考えましょう。
解熱剤…と考える方もいらっしゃるかと思いますが、高熱で耐えられないほどでない限り使用は控えましょう。
早い段階で使用してしまうと、免疫の働きを妨げてしまい、かえって長引いてしまいます。
我が家の息子も夏風邪をひいたときに、お医者様に診ていただき、解熱剤をもわいましたが「38度以上になったら」と言われました。
ちなみにおでこに氷嚢、冷やしたタオル、冷えピタというのが定番ですが、じつは熱を下げる効果は見込めません。
ひんやりして気持ちいい、ぐらいです
大きな血管が通っている所(リンパが集まる部分)を冷やした方が効果的です!
・首
・脇の下
・手首
・足のつけね
ここがポイントになりますので、保冷剤をタオルでくるんで当てましょう。
首回りや脇の下を冷やすと効果的にさげられます。
首回りは後頭部から首の後ろあで冷えたタオルを当てると良いでしょう。
まとめ
子どもが夏風邪!どうしたら治るの?気になる治し方5選!をお伝えしました。
お子さまが風邪をひいて辛そうですと、見ているこちらも辛いですよね。
少しでも早く回復できるように、お子さまの免疫の手助けをしてあげましょう!
それは勿論の事、なるべく風邪をひかないように対処しておいてあげましょう!
1・エンテロ(お腹の風邪)・アデノ(喉の風邪)の2種類が原因となる事が多い。他にもある。
2・卵、生姜、梅干し、ねぎ、大根などを消化の良いものとお粥やうどんなどと食べる。
3・自然治癒がなによりですので、ゆっくり睡眠をとって体力と免疫力を高めましょう。
熱が出たら無理をせず、安静にしましょう!
4・冬風邪とちがって高温多湿が好きなので、湿度をさげて乾燥させましょう。
5・悪寒がしなくなったら首の下や脇の下などリンパが集まるところを冷やしましょう。
解熱剤は早い時に使うと長引かせる要因にもなるので、高熱で耐えられない時に使用しましょう!
プール熱や手足口病など、風邪とは違うものを患う事もありますので気を付けてくださいね!