Wi-Fi6にしたのに遅い原因は?スマホ・パソコンの対応状況で速度が変わる理由と改善策

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Wi-Fi5とWi-Fi6の違いを初心者にもわかりやすく解説。速度・安定性・混雑への強さ、対応スマホやパソコンの確認方法までまとめました。
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「なんで動画が止まるんだろう…」
「スマホは新しいのに、Wi-Fiだけ遅い気がする」
そんな“モヤモヤ”を抱えている人、意外と多いんです。

実はその原因、家のWi-Fiルーターの“規格が古い”だけかもしれません。
この記事では、初心者でもわかるようにWi-Fi5とWi-Fi6の違いをやさしく解説。
買い替え判断の目安や、自分のスマホが対応しているかの見分け方もまとめました。

1. そもそもWi-Fiの “5” と “6” って何?

Wi-Fiには「世代(規格)」があります。
スマホでいう“iPhone 8 / 11 / 15”みたいに、世代ごとに性能が変わるイメージです。

  • Wi-Fi5(2014年〜)= 第5世代の規格
  • Wi-Fi6(2019年〜)= 第6世代の最新規格

つまり数字が大きいほど、速くて安定していて、省エネと思ってOKです。

2. Wi-Fi5とWi-Fi6ってどれくらい違うの?【ざっくり比較】

項目 Wi-Fi5 Wi-Fi6
最大速度 約3.5Gbps 約9.6Gbps(約3倍)
混雑への強さ 弱い かなり強い
同時接続 苦手 何台つないでも安定
省エネ 普通 バッテリーが長持ち

簡単に言うと、Wi-Fi6は
「速い・途切れない・電池が減りにくい」
すべてを叶える次世代Wi-Fiです。

3. Wi-Fi6にすると何が良くなるの?(体感の違い)

  • 動画の読み込みが早くなる
  • ZoomやGoogle Meetが安定する
  • ゲームのラグが減る
  • 家族が同時にWi-Fiを使っても遅くなりにくい
  • スマホのバッテリーが長持ちする

とくに在宅ワーカーにとっては作業ストレスが激減するので、
「もっと早く買い替えればよかった…」という感想が多いです。

④ スマホ・パソコンは Wi-Fi 6 に対応している?

Wi-Fi 6 ルーターに買い替えても、使っているスマホやパソコンが Wi-Fi 6 に対応していない場合、最大速度や安定性のメリットを十分に受けられません。まずは、自分のデバイスが対応しているかを確認することが大切です。

📱 iPhone の Wi-Fi 6 対応一覧

以下の iPhone は Wi-Fi 6(802.11ax)に対応しています。
Wi-Fi 6 ルーターと組み合わせると、動画視聴やSNSがよりスムーズになります。

  • iPhone SE(第2世代・第3世代)
  • iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max
  • iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max
  • iPhone 13 シリーズ
  • iPhone 14 シリーズ
  • iPhone 15 シリーズ

❌ Wi-Fi 6 に非対応の iPhone

以下の機種は Wi-Fi 6 非対応です。

  • iPhone X
  • iPhone 8 / 8 Plus
  • iPhone 7 シリーズ以前
  • iPhone SE(第1世代)

💻 ノートパソコンの Wi-Fi 6 対応を確認する方法

ノートパソコンの場合、スマホより複雑で「発売年だけ」では判別できないことがあります。ここでは初心者でも簡単に確認できるポイントをまとめました。

✔ パソコンが Wi-Fi 6 に対応している可能性が高い条件

  • 2020年以降に発売されたモデル(Windows / Mac)
  • スペック表に「Wi-Fi 6」「IEEE 802.11ax」「ax」と記載
  • Intel AX200 / AX201 / AX210 などの Wi-Fi モジュールを搭載

❌ 非対応の可能性が高いパソコン

  • 2017年以前のノートパソコン(ほぼ全て Wi-Fi 5 以下)
  • スペック表に「802.11ac」や「Wi-Fi 5」と書かれているもの
  • 古いIntel Wi-Fi モジュール(3160・7260 など)搭載機

📌 Windows で確認する方法

  1. 「設定」 → 「ネットワークとインターネット」へ
  2. 「ハードウェアのプロパティ」を選択
  3. 【ネットワーク帯域】に「Wi-Fi 6」または「802.11ax」とあれば対応

📌 Mac(MacBook)で確認する方法

  1. メニューバーの「(Appleマーク)」 →「このMacについて」
  2. 「システムレポート」→「Wi-Fi」
  3. 【PHY モード】に「802.11ax」とあれば対応

パソコンが Wi-Fi 6 に非対応でも、スマホ(iPhone 11 以降)が対応していれば、家のネット環境は大きく改善できます。

💡 まとめ:デバイス対応はとても重要

  • ルーターだけ Wi-Fi 6 にしても、古いPCは速度が出ない
  • iPhone 11 以降は Wi-Fi 6 に対応しているので、買い替え効果を実感しやすい
  • Windows や Mac も2020年以降は対応モデルが増えている

5. Wi-Fi6ルーターにしても2階が遅い理由は?

1階にルーター、生活は2階という人は多いです。
この場合、重要なのは…

中継機・メッシュWi-Fiが “Wi-Fi6対応かどうか”

  • ルーター → Wi-Fi6
  • 中継機 → Wi-Fi5(古い)

この組み合わせだと、途中で通信がWi-Fi5にダウンしてしまい、
結局「遅いまま…」になります。

つまり、2階で速くしたいなら
ルーターも中継機も Wi-Fi6 にすることが必須です。

6. まとめ|Wi-Fi6は“買い替えてよかった”と感じやすい投資

ネットのストレスって、実は生活の満足度にかなり影響します。
通信が速くなると、仕事も動画も学びもストレスが激減します。

Wi-Fi5 → Wi-Fi6 は、
「体感が一番変わるアップデート」のひとつ。
対応機器がある人には、買い替えを強くおすすめできる進化です。

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