防災グッズのまとめ!災害に向けて今すぐ備えたい5つのポイント
2017/09/03
地震などの自然災害への備え、あなたはできていますか?
いつどんな時に起こるか分からない災害の発生時、誰かに助けを求めることはもちろん大切です。
でもまずは、自分の身はできる限り自分で守るという意識を持たなくてはなりません。防災グッズもその一つです。
一人ひとりが災害への備えをしておくと、それが地域全体の備えにもつながります。
私自身も、小学生の子どもと一緒に防災グッズについて勉強し、自宅の防災グッズの点検を行いました。ここでは、今すぐ備えたい防災グッズについてお伝えします。
Contents
防災グッズには一次持ち出し品と二次持ち出し品がある
防災グッズには、災害発生直後から必要になる一次持ち出し品と、安全確認後に取りに戻ったり、自宅での避難生活をする際に必要になる二次持ち出し品に分けられます。
一次持ち出し品は、災害直後に逃げる際に持ち運びやすいよう、リュックサックなどに入れておきましょう。
一次持ち出し品
①貴重品
・現金(おつりがもらえない場合も想定し、千円札、小銭を多めに用意)
・健康保険証や身分証のコピー ・通帳番号の控え
・地震保険などの保険証書の控え
②食料
・水などの飲み物
・非常食(缶詰、カロリーメイト、ウイダーインゼリーなど)
・キシリトールガム(歯を磨けない時に活躍)
③衛生用品・医療品
・手ピカジェルなど消毒液(手が洗えない時に感染症を予防)
・ばんそうこう、ワセリンなど(ケガの応急手当などに活用)
・歯ブラシ、歯磨き粉 ・タオル ・常備薬
・防災トイレ(死活問題となるトイレの備えも忘れずに)
・トレイットペーパー、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ
・使い捨てマスク(災害発生後のほこりや汚れをガード。感染症の予防にも活用)
・生理用品(こまめに取り替えられるように1周期分あると便利)
・メイク落とし、洗顔料、オールインワンゲル、石鹸、手鏡
④衣類、防寒類
・下着や靴下、上着など(2日程度)
・カイロ、冷却シートなど寒さや暑さ対策になるもの
⑤電気・通信類
・懐中電灯 ・携帯用充電器(電池で利用できるもの) ・携帯用ラジオ
⑥他
・家族の氏名と写真、緊急連絡先のメモ(家族がはぐれた場合を想定し、写真も用意)
・ハサミ、ペン、メモ帳 ・ビニール袋 ・ホイッスル
二次持ち出し品
①食料(1週間分を常に備えておく)
・飲料水、野菜ジュースなど
・非常食、米、パスタ、そうめん、缶詰、乾物
②衛生用品
・ばんそうこう、消毒薬、常備薬、爪切り、マスク、生理用品、歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、爪切り
・紙皿、紙コップ、割り箸、スプーン、ラップ、アルミホイル(紙皿にラップをかけて使用すれば食器洗いの水が節約でき、繰り返し使える)
③衣類・防災類
3日分程度の着替え、防寒着、毛布
④他
・カセットコンロ、ガスボンベ(停電時の調理に活躍)
・電池、鍋、タオル、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、給水タンク、ビニール袋、防災トイレ
防災グッズの置き場所
一次持ち出し品は玄関など、逃げるときにすぐに取り出せる場所に置きます。
二次持ち出し品は分散していくつかの場所に置きましょう。特に水はたくさん必要なので、ベッドの下など、工夫して置き場所を作ってみてください。
私は先日、防災グッズで足りないものを子どもと一緒に買いに行きました。
そして夫にも、どこへ何が置いてあるのか伝えました。災害はどんな状況で起こるか分からないので、家族全員が防災の意識を持ち、防災グッズもみんなで把握しておく必要があります。
食料や生活品の備蓄について
災害時、ライフラインはすぐに復旧できない場合が多いことは、これまでの震災のニュースなどでご存知だと思います。
食料や生活品は、しばらく買い物ができない状況になっても足りるよう、常に多めに備蓄しておくと備えになります。
非常食は賞味期限が切れないように、定期的にチェックするようにしましょう。
私は防災訓練も兼ねて時々、缶詰を使った料理などを作り、家族で食べています。
なくなったらまたすぐに補充します。
また、非常食は防災専用食だけでなく、食べ慣れたものも備えておいた方が食欲が落ちにくいそうです。私もお米や麺類、缶詰、乾物はいつも多めに買い置きするようにしています。
まとめ
防災グッズのまとめ!災害に向けて今すぐ備えたい5つのポイントについてお伝えしました。
1.防災グッズには一次持ち出し品と二次持ち出し品がある
2.一次持ち出し品
3.二次持ち出し品
4.防災グッズの置き場所
5.食料や生活品の備蓄について
自然災害が多発する現代の日本では、自分でできる限りの備えをすることが必須であると思います。
9月1日は防災の日です。家族や大切な人と、防災について話し合ってみませんか?