Perfumeはなぜ世界で活躍できる!?!?五つの理由とは?
2017/09/03
何度も世界ツアーを成功させているPerfume。
世界的な人気についての、判断基準は様々ですが、筆者は世界的人気な日本人アーティストだと考えています。
音楽チャートへのランクインこそないものの、ソールドにしている会場は、人気バンドAll Time Lowや30 Seconds to Marsも、公演を行う会場だからです。
しかし彼女たちはなぜ世界中で注目を集めるのでしょう。今回はその魅力についてお話します!
Contents
世界を意識したPerfumeの音楽性
そんなPerfume、世界中でEDMが流行し始めたタイミングで、EDMを取り入れた作品を発表するなど、世界を意識した音づくりになっています。しかし、それだけでは海外の猿真似となってしまい、人気がでるはずありません。
EDMとは Electronic Dance Music の略
シンセサイザーという電子楽器音などで、演奏されるようなダンスミュージックで、曲はDJに違う曲がよって再生されます。
最先端技術を駆使した斬新なライブ演出!!
彼女たちには、もう一つの武器があります。
それは、演出も含めたライブパフォーマンスです。とくに、彼女たちの余計なダンサーを使わず、メンバー3人で完結するパフォーマンスは非常に珍しいです。
近年、英国のLittle Mixや米国のFifth Harmonyと、ガールズグループのブレイクが目立ちますが、バックバンドとダンサーを入れたステージングがメインのなっています。一方、Perfumeはダンサーなどを起用せず、最先端技術を駆使した演出により、他グループとの差別化を図り指示を得ています。
彼女たちのパフォーマンスの集大成ともなる「紅白歌合戦」の舞台
ライブに行かなくても、彼女たちの最先端なパフォーマンスを観られる機会があります。
それは、大晦日のNHK紅白歌合戦です。特に2013年以降は、その凝ったステージングに拍車がかかっています。ここで、昨年までの紅白歌合戦のパフォーマンスを振り返っていきます。
2012年 「Spring of Life」
この年から、彼女たちは紅白の演出に特に力を入れるようになったと考えています。
音と連動して光るLEDが内蔵された衣装でパフォーマンスを行いました。
2013年 「Magic of Love」
この年は真っ白な衣装に、プロジェクションマッピングで模様を映し出す演出を行い、話題になりました。
2014年 「Cling Cling」
ドローンをホール内に飛ばすという演出が行われました。
これは、びっくりしましたねー。
2015年「Pick Me Up」
超薄型スクリーンとマッピング、拡張現実の技術を使い、リアルなパフォーマンスとバーチャルなパフォーマンスを、生放送で融合させ話題になりました。
彼女たちを支える凄いチームとは!?
彼女たちの演出は、クリエイターのチームによって構成されています。振付師のMIKIKO先生、楽曲制作の中田ヤスタカ氏、演出技術を手がけるRhizomatiksを中心としたクリエイターチームです。
彼らのアイデアやスキルが、彼女たちの持つパフォーマンス能力と融合し、彼女たちは「作品」として完成されます。
リオ五輪の閉会式でも大暴れ!!
そして、このチーム・・・なんと昨月まで行われていたリオ五輪の、世界中で話題になった閉会式内、東京五輪のプレゼンテーションを手がけたチームでもあります!!
確かに拡張現実などの演出や振り付けなどPerfumeっぽく感じる点も多かったです。
閉会式では、「スポーツ」にスポットを当てるため、有名人であるPerfume等の出演はクリエイターチームの総意で、考えられていなかったそうです。
しかし、閉会式でのパフォーマンスの話題度を考えると、Perfumeを支えるチームがいかに素晴らしいか、そして、いかに世界的に類を見ない革新的チームであるかお解かりいただけると思います。
リオオリンピック閉会式の動画及び閉会式に関する記事はこちら
まとめ~Perfumeはなぜ世界で活躍できる!?!?~
最後にまとめになります。
・世界を意識したPerfumeの音楽性
・最先端技術を駆使した斬新なライブ演出!!
・彼女たちを支えるチームとはリオ五輪閉会式も手がけた!!
重要なことですが、いくらバックにいるチームが凄くても、本人たちが凄くなければ何にもなりません。このようにチームがクリエイティビティを爆発できるのは、歌唱力・ダンス共に申し分ない、Perfumeという実力あるグループが存在するが故のことなのです。
リオ五輪から戻った、チームPerfumeは次なるワールドツアーの準備に入りました。次はどんな素晴らしいステージで、世界中を驚かせてくれるのか注目です!!