女性アイドルグループ好きの 女性ファンから見る NiziUの魅力とは?
2021/03/24
韓国大手芸能事務所のJYPエンターテイメントと日本のソニーミュージックが
共同で企画したアイドルオーディション「虹プロジェクト」から生まれた
日本人9人のグローバルガールズグループ「NiziU(ニジュー)」。
女性アイドルグループが大好きな女子から見た「NiziU」の魅力とは何なのか?
オーディション過程から見たその魅力を考察してみました。
Contents
デビューのために命をかける少女達の魂
韓国のアイドル事情は、厳しい練習生時代を経て、プロになれる実力が
なければデビューはできない。
人によってはなかなかデビューに恵まれず、何年間もずっと練習生
という期間を送っている人もいるようです。
「こんなにがんばっているのに」・・・
「なんであの子の方が先にデビュー?」・・・
きっと、このような気持ちとの葛藤の中、何年もがんばり続けているんだろう。。
最近の韓国ではオーディション番組も多く、練習生達がたくさん挑戦している
様子も見られ、以前に比べると、練習生達のチャンスの幅は
だいぶ広がったのではないかと思います。
見ていると、若い練習生達でも相当なレベルの子がたくさんいるので、
厳しいレッスンを積んできたのは一目瞭然。
日本の某アイドルグループは研究生という肩書きのメンバーでも、
正式メンバーと一緒にお披露目される機会があったり、
まだまだ練習段階でもステージに立たせてもらえる機会もあるようで、
その段階で比べてみると、韓国でのレッスンのレベルの高さがよくわかります。
アイズワンは当初、若い韓国人メンバーのレベルも高く、
グループを引っ張っていくのは韓国人メンバーかなと思った程でしたが、
日本人メンバー3人も韓国でのレッスンを積むに連れ、日本でのアイドル時代とは
比べ物にならない程のパフォーマンスレベルに!
彼女達の涙ぐましい努力の結晶が今のパフォーマンスの素晴らしさに表れています。
そして、「NiziU」。
今回の「虹プロジェクト」オーディションでは、
韓国人プロデューサーによるオーディションなのに、
日本の8都市と、LA,ハワイと、韓国では行われていませんでした。
韓国人プロデューサーが日本のガールズグループを作る。
一体どんなグループになるんだろう・・・期待度MAXです。
そんなプロジェクトに人生をかけようとオーディションを受ける少女達。
中には、日本人のJYPエンターテインメント練習生の子もいて、
まだ10代そこらの女の子が、韓国デビューを目標に単身韓国に渡るなんて、
相当な不安もあるだろうし、その覚悟だけでもう見ている側としては
合格をあげたいレベル。
この本気度、根性、苦境から這い上がるパワー、
こんな熱い少女達をひと目見れば、もう目を離す事はできなくなってしまいます。
成長を側で見ている事で応援したくなる魅力
審査の始めの段階では、すでに歌ダンス共に出来上がっている子、
パフォーマンスはまだまだだけど表現力に魅力がある子、
ダンスはプロレベルだけど歌はまだまだという子、
パフォーマンスは他の人に比べてうまい方ではないけれど、
何か内面から惹きつけられるものを持っている子。
など、様々なレベルの子が、皆、画面超しに見ていても、
その魂が伝わってくるくらいのパフォーマンスを見せていました。
ただただデビューしたいという気持ち一心に、審査員の前で歌ったり
踊ったりしている姿を見ていると、彼女達はこれからどう変わっていくのだろうと、
気になって仕方がなくなりました。
審査中盤になると、韓国での6ヶ月間の練習に入り、
そんな異国での不安もある中、苦手な部分をだいぶ克服できている子もいれば、
まだまだ合格点をもらえない子、はたまた、今までにないプレッシャーを感じる事で、
思うようなパフォーマンスができなくなり、苦しみ、悩んでいる子。
ここで成長しなければというプレッシャーは相当なものだろうと
彼女達のインタビューからも伝わってきました。
そんな中でも、チームを良くしようとリーダーシップをとっていたマコ。
いくらパフォーマンスが優れていようと、プレッシャーを抱えているのは皆同じで、
それでもチームを客観的に見てアドバイスができるという能力。
まだまだ若いのに、同じ女性としても「なんて素晴らしい子なんだ!」の一言。
たくさんの紆余曲折ある状況のなか、それでも負けず成長しつづけようとする彼女達。
最終審査の頃になると、12人にまで絞られたメンバー。
情報番組「スッキリ」でのコメンテーターも言っていましたが、
「もう全員デビューさせてあげて」と。
本当に彼女達をずっと見てきた人達皆そう思ったに違いないです。
自身も始めは、たまたま目にした事がきっかけだったけど、
審査の度に、その半端ない緊張感がひしひしと伝わり、
こちらまで手に汗を握り、祈るような気持ちで、
「がんばれ!がんばれ!」と自然に心の中で応援するようになっていました。
この先どう成長していくんだろうと彼女達の熱意に心揺さぶられ、すっかり「虹プロ」の虜になっていた私です。
順位の考察、自分がグループを作るなら?という楽しみ方
今回は最終的にメンバーを決めるのはプロデューサー、
審査員の方々でしたが、審査の過程が番組や配信等で公開される事で、
視聴者にとっても、
特に応援したいメンバー(推し)がでてきたり、
デビューメンバーはこのメンバーかな?
この子は何位かな?
という風に予想して楽しむ事で目が離せなくなってしまいます。
ファイナルミッションで12人のメンバーが、
元気でパワフルなマコリーダーのチームと、
しっとりしたマヤリーダーのチーム、
この2グループに分かれましたが、自分ならこう分けるかなと
楽しんだりもしていました。
[個人的な主観で勝手に分けてみたチーム]
マコチーム(マコ、リオ、リマ、マユカ、リク、ユナ)
マヤチーム(マヤ、ミイヒ、ニナ、アヤカ、アカリ、リリア)
最終審査に残った12人を雰囲気に合わせて2つに分けた究極のチームが
このメンバー構成かなと。
完全に自己満の世界ですね(笑)
これはあくまで、ただのアイドル好き女子の個人的意見なので悪しからず・・・
と、こういった楽しみ方ができるのも彼女達の成長をずっと追っていく中で、
知らない間に個性までも把握できているからこそだと思います!
ただ、ここまで感情移入をしているので、どうしても最終結果では、、、
全員合格できなかったのはもちろん、マヤチームは全員合格だったけど、
マコチームは3人合格出来なかったというのが本当に悲しかったです。
音楽プロデューサーJ.Y.Park氏の魅力
何よりもこの「虹プロジェクト」=J.Y.Parkと言っても過言ではないくらいの存在感と
インパクトを与えた今回のオーディションの総合プロデューサー「J.Y.Park(パク・ジニョン)氏」。
初めて見た印象は、髪型、服装が韓国特有で、なんて個性的な人なんだ!
何者なの?と思いましたが、よく調べてみると、
TWICE、2PM、ITZYなどを生み出している方という事でかなり驚きました。
そんな彼の発する言葉の1つ1つはとても意味が深く、
がむしゃらに頑張って時には周りが見えなくなる彼女達に灯りを照らすような
言葉であったり、
それぞれの抱える悩みにそっと寄り添うような言葉であったりと、
発する言葉からその人間力の素晴らしさが伝わり、この「虹プロ」で、
Parkさんという人をもっと見てみたいと思える魅力もありました。
「才能が成功を生むのではなく、努力が成功を生む」
「謙虚は言葉や行動の謙虚ではなく、心の謙虚です」
というように、デビュー後のメンバーへのインタビューでも、
メンバー皆、Parkさんからの印象に残っている言葉があり、
その事からも、彼女達は、オーディション時からParkさんの言葉に支えられ、
すでにその時から彼によって何かが作り上げられていたのではないかとさえ思いました。
グループ名「NiziU(ニジュー)」の由来、、、
「虹プロジェクト」から生まれた事で、”Nizi”、
「グループの他のメンバー」、「ファン」などを表す”U”、
そして、
「人は一人では成功できず、みんなお互いが必要で、ファンが必要だ」との意味合いから
「Need You」のニュアンスも込められており、
いかにParkさんが、人を大事にしていているかという事が伝わり、人柄までも伝わってくる
とても良いグループ名になっていると思います。
様々な女性アイドルグループ見ていると、
時に、この子とこの子は仲が悪いんじゃないか、、とか、
この子は周りとの協調性があるのかな、、など、
パフォーマンス以外の事まで気になってしまうグループもありますが、
「NiziU」に関しては、Parkさんが見守ってくれている以上、そんな心配は必要ないですね。
私が思うNiziUの魅力
「NiziU」の魅力を構成しているものは、
デビューに人生をかけてきたその熱意、魂!
頑張るひたむきさが見る者を虜にし、応援せずにはいられなくなるメンバーの人柄!
メンバーの容姿、パフォーマンスレベルの高さはもちろん、
個性豊かなメンバーが揃っているので、メインになる子、センターになる子によっては、
またグループの雰囲気も変わってくるのではないかという楽しみ!
そして、
プロデューサーJ.Y.Park氏が、今後どのようなプロデュースをして
ファンを楽しませ、驚かせてくれるのかという期待!
今や、TWICE、アイズワンなど、アイドルグループによっては、
男性ファンよりも女性ファンが多いという時代。
女性からの視点では、やはり、より評価も厳しく、
メンバーそれぞれの容姿、個性、人柄も重要視されると思います。
「NiziU」が生まれるまでのオーディション過程からの魅力を考察してみましたが、
何をとっても、同性から好かれる魅力に溢れていて、
真っ直ぐにひたむきに一生懸命に頑張る姿を応援せずにはいられません。
2020年6月30日のプレデビューでは、今後の期待を大いに感じられる結果だっただけに、
秋のデビューでは一体どんなパフォーマンスを披露してくれるのか楽しみでなりません。
まとめ
・韓国でのレッスンのレベルの高さ
・彼女達のデビューた熱意に感情移入して応援したくなる
・審査の過程が番組や配信等で公開される事で、視聴者の私たちも自分がプロディースするなら誰も選ぶか目線になれる
・オーディションの総合プロデューサー「J.Y.Park(パク・ジニョン)氏」の彼女たちを成長させるための名言の数々
・やっぱり真っ直ぐにひたむきに一生懸命に頑張る姿を応援したくなる